GRIO日記2

花カフェ VERTDEGRIS 古川博之の日々のこと

「見える」「見えない」

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いきなりですが、ぼく、確か24くらいで花屋プーゼに入りました。

何かを習得するには、少し遅いくらいかな。

そんとき、お店は3店舗あって、個人の花屋としてはスタッフも多く、もちろん熟練の先輩もたくさんいました。

そんな中、なんの知識もないボクは、勢いだけで面接を受け、なんとか採用。
もうワッショイと不安でいっぱいでした(笑)

そして、同時に計6人の新人が採用(相方を含む)。

まあ、1人はすぐに辞めて、残り5人。

未経験ばかりの僕らは、先輩達から、「ちびっ子組み」と呼ばれ、ほんますべて一からのスタート。
下手糞な自分と向き合う日々。
先輩からは怒られ、ダサイといわれ、それでも頑張ったなあ・・・(泣)


まあ前置き長いですが、そんな中、2年でプーゼを去ることに。

下手糞やったボクですが、そのあと6年のブランクがあります。

でもね、なんか、アレンジメントや花束って、大事なのは2つあると思う。

一つは、花を愛でる心。

そしてもう一つは、「見える」か「見えない」かやと思うねんな。
漠然としてるけど、色の合わせももちろんやけど、左右前後のバランス、
一個一個のお花の高低差、そういうすべてがうまくバランスされてるものがよりステキな作品になるんやと思うし、それはもう、「見える」ようにならんと見えへんし、逆に言えば、ブランクがあっても、きっといろんな感性を研ぎ澄ませば「見える」ようにもなると思う。



今、自分達が通った道と同じ道をスタッフたちが歩いています。

夜中に残って練習して、うまくいかなくて泣いたりしながら、それでもあきらめず、頑張っています。
そんな姿を見ながら、自分の過去を照らし合わせ、なんかぐっときたりもしてる僕。
着実に「みえて」きてるしな。
ガンバレ!!




−shokushoku−

毎月第2木曜12時より

3000yenコース


ご希望の方はお店にお電話ください。0774-71-3505 フルカワ(男)まで




4月12日(木)満席

5月10日(木)残り
3席


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