GRIO日記2

花カフェ VERTDEGRIS 古川博之の日々のこと

自分で切り開く道


先日、偶然ついていたテレビで情熱大陸を見た。

京都の老舗料亭「菊乃井」の村田吉弘さんの特集。

京都に住んでいる方ならみなさんご存知でしょう。

そんな村田さんが、ロンドンに進出されるということ。

僕はそんな料理一筋の料理人の方の足元にも及ばないけれど、
すごく魅力的で先進的な人やと思った。

100年以上も続く老舗やから、まず伝統が一番!・・・かと思いきや、
全く違う。

料理はこうやと決めつけたら、もう停滞する。つまり終わりってこと。
だから柔軟にいろいろな可能性を見出さなあかんって。

齢60を超えて尚先へと進む姿はほんとにすごいと思う。

和食では使わない牛肉を使ったり、フランス料理とコラボレーションしたり、もう創作料理の域です。

でも、オープンしたロンドン店では、賞賛と批判が入り乱れているという。

最高の料理と言われもするし、本来の和食でないとも言われる。

人と違う道を歩むのは難しもんやね。

そんな村田さんが最後に。

「そら先鋒で刀抜いたら、一番死ぬ確率が高い。若い奴は潰される。
 こんだけ酷評されるけど、されなかったら話にならんよ」と。

う〜む、奥が深い。

誰も通ったことのない道は失敗も非難も多い、でもそんな失敗を乗り越えてこそ、いろんな杭に打たれようとも、自分の信念を貫いてこその自分で切り開いた道となるってことなんやと思う。


よし!切り開こう!




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