GRIO日記2

花カフェ VERTDEGRIS 古川博之の日々のこと

最近の出来事


日本て、普段、お花あげる習慣てないですよね。

いや、むしろそういう文化がまだ定着してへんから当たり前といや当たり前。

別にそれをどうこういうわけではないんですが、みんな興味がないわけではなく、なんとなく花というものが、お祝いやお供え・お見舞いなどの手段ていうイメージで育っているからやな。

最近お花たくさんご注文頂いて、お作りして、そしてお渡しするときに、

ぼくとしてほんまに嬉しい言葉をいただく。

それは

「あげたくない〜!」

とか

「持ってかえりたい〜」

とかである。

作り手としてこんな嬉しい言葉はない。


本来、誰かを元気づけたり、お祝いに添えたりするためにプレゼントするためのはずのブーケ。


まるで手土産に買ったケーキを、つまみ食いしてやろうか的な感情にさせるその感じ。

あ〜、また僕はまた一人お花のその美しさを伝えることができたんやというどこか誇らしげな気持ちになる。


花は必ず100%枯れるもで、それは食べてしまったらそれまでのケーキと同じようなもので、一生ものではないけれど、もらったらやっぱし嬉しいですよね♪

誰かにあげたい、そんなチェーンのような繋がりがあれば、いつか行列の出来るお花屋になれるかも(笑)


う〜ん、だから花屋はやめられん(笑)





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