調理師へ、そして・・・
3周年イベントも終わり、無事、お店は4年に向けて走り始めました。
これから忙しい(はずの)秋冬。
気合もみなぎる感じです。
さてさて。
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、
人類にとっては偉大な飛躍である
That's one small step for a man,
one giant leap for mankind.
アポロ11号に乗った宇宙飛行士アームストロングの言葉やのは有名ですよね。
まあそこまで大層なことではないねんけど、我がVERTDEGRISの次女「工藤アヤコ」ことアヤちゃんが、めでたく調理師試験に合格いたしました!!
パチパチ☆☆
調理師免許とは、
①調理学校で1年修学したもの
②実務経験2年の後、試験資格を得る
の2種類がある。
僕は2番です。
だって2番の方がずっと得な感じがする。
学校行ったらそら百万以上の授業料もいるし、1年で取れるけど現場に勝る経験はないからね。
あやちゃんがうちに来たのは2年前の4月。
うちがOPENして約半年やからもうオープニングスタッフみたいなもの。
学生を終えてすぐにアパレル関係に就職した彼女は、うちにくるまでずっと生地を専門に扱い、料理といえば・・・(僕もよく知らんけど苦笑)。
そんな彼女は、うちに来るとき、料理を学びたいから学校へ行きながらうちにくるかどうか迷ってる感じでした。
僕は、自分の歩んだ経験を元に、そんなん学校行かんでええやん!お金もかかるのに、うちに来たらお金もらいながら修行できるねんで!と言った。
もちろん、OLしてた頃よりお給料は下がるけど(貧しい店です泣)、若い高卒の子に囲まれて学校行くってちょっとつらいやん(苦笑)?
だから2年間、僕の持ってる数少ない知識と技術を惜しみなく与え、常づね、「2年経ったら絶対に免許とるねんで!」と脅迫してしました。
そして今年の4月、無事2年の就業をクリアし、年に一度の8月の試験に応募しました。
調理師試験は、まあ僕も受けたけど、問題自体は超難解ではない。
そら、国家試験とは言え、人間にとって不可欠な食の職人を生むこと仕事に、「落とす試験」は用意されてないから。
でもかと言ってそんな簡単ではないんよね。
本来学生が1年かけて学ぶ知識が凝縮されていて、さらに調理師って時間がないねんな。
人が食事するときに働く仕事。
人がお休みの時に働く仕事。
その一食のために時間をかけて仕込みをする。
(僕もくるみん時は、朝8時から帰宅は11時とかが週6でした(苦笑))
そんな中、日常の業務を怠ることなく残りの時間を勉強に費やす。
いっぱいいっぱいになって仕事中にちょこっとぶつかったりもしたけれど、ほんまによく頑張った。
晴れて一人前の調理師です。
辛かったこと乗り越えてとった免許は、学生して与えられた免許よりもきっと強いはず(決して学生を悪く言ってるわけではないですから!)
そして、そんな試験を乗り越えた彼女に・・・
うちが出来る精一杯の気持ちを込めて、「名刺と名刺入れ」をプレゼントしました。
そして、さらなる高みを目指してもらうために、「店長」という称号と(笑)
もううちの良いとこも悪いとこも全てしっているあやちゃんに、お店を託す気持ちをこめて・・・
お花のことは知らないことも多いですが、お店全般に関わることを少しずつ統括していってもらえたら・・・と思っています。
それは、「僕が前に進む」という大きな可能性を手助けしてくれるに違いない。
あやちゃんがうちの門をたたいてくれたことは、想像以上に大きな大きな一歩をVERTDEGRISにもたらしてくれたといことです。
あやちゃん、ほんとにおめでとう!
期待してるよ。
学園前レッスン
9月18日(水曜)
「高砂に飾れるロングベースに活ける」
本来アレンジメントは、丸や長方形なベースに挿しますが、新郎新婦の席などに飾る横長のベースにアレンジします。
高砂にしては少し小さめになりますが、遠くから見ても綺麗に、を意識しながら挿していきましょう!
単発で行っているレッスンですが、定期的に通って下さっている方たちはとても上達されてます!
毎回予定が合わない方でも確実にレベルアップできるようご指導いたしますので、ぜひぜひお越しください!!
ご予約お待ちしております!
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僕も出稼ぎにいかな!(笑)
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