GRIO日記2

花カフェ VERTDEGRIS 古川博之の日々のこと

(なんか画像がうまくUPされない・・・泣)



さて後編。



僕は、人生に彷徨っていたこの時期を空白の一年と読んでいる(苦笑)

とにかく働かな・・・と思い、じゃあ、一番時給のよさそうなトコ、工場である。


家からわりと近い場所で、特にこだわりはなかった。


そして、よくわからんんけど、家から15分くらいのとこにある、真鍮の棒を機械でまっすぐに仕上げるという工場にした。


こう見えて、そういう工場仕事は、大の得意で、とにかく同じものをより早くこなしていくことが、自分との戦いみたいで、結構いい線いってたと思う(自分でいう笑)



辞めるときには、所長に「すごく惜しい」、と言っていただくくらい、まあ得意なのである(笑)






男ばかりの職ではわりと快適にも感じたけれど、しばらく働いていると、次第に作業着で一日働く自分が、夢に向かっているのかだんだんわからんくなってきた。


別に決して工場がアカン、とかいう話ではない。


人によって、職によって、その一秒一秒が経験であり、いろんな出会いからいろんな情報を得て、感性を研ぎ澄ますべきこの時間を、いまこれでいいのか?って思ったら、いてもたってもいられなくなってきて、そっからほんますぐに方向転換を考えた。






その後、「心地よい空間」ってなんやろう?と追求した結果、「植物」辿り着き「そして花屋「pousse」に入ることになったんである。








その一連の遠回りがあってこその今で、それがなければ今と同じ自分ではないことは間違いないのやけれど、そういうまどろっこしいことを全てとっぱらって純粋に年齢とかだけで考えたら、もっともっと早くに花に辿り着いたほうが今もう少しお花も料理も上達してたんかなあ〜とかも思ったりする(笑)





僕のブログは、将来に悩む若い世代の子達が読むやつではないけれど、今をこうして夢みながら生きていけてる自分を成功と呼べるなら、「まあこういう生き方もあるんやで〜」って、桜の時期になるとちょっと頭をよぎるぼくでした。


おわり




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なんでいきなり過去の話?!と思わないように!!(笑)