含み色
恥ずかしながら。
中学生の、美術の時間。
小学校は図工しかなくて、中学生になって初めて美術という授受業があった。
その初めての授業の日のこと。
先生がこんな質問をした。
「では初めての授業になりますが、みんな、色って何色あるかわかりますか?」
と。
僕はこう考えた。
(いや、細かい色はたくさんあるかもやけれど、基本は6色くらいちゃうの?)
(その基本から色々作るんやろう、これ絶対あってるわ)
と。
先生は、何人かをあてて何択かに絞って、それに合わせて多数決のように、みんなに手をあげさせた。
「3色やと思う人!」
「12色やと思う人!」
・・・・
みたいに。
まあぼくは完全に6色派。
というか、6色やもん。
みんな手上げてるけど、6やで。
先生「はい。ではみんな答えいいますね。」
「答えは無限です」
僕(え!)
そう。何色合わせても、色は色。
その作る色、すべてが色だと。
確かに、6色派は少なかった・・・
まあそんな恥ずかしい色感覚の僕。
ものつくりが好きやから、そのトラウマを跳ね返し、のちに色検2級まで取ってしまうという荒業をするのやけど、今から思えば、色はほんとに奥が深い。
花屋になってなおさらその奥深さに魅了されてます。
今、お花の色合わせには自信があるので、来年始まるであろう、ぼくのレッスンには色合わせの極意が含まれます(大げさ)
色合わせのなかで、ぼくが最も重視しているものに、「含み色」というのがあります。
勝手に呼んでるだけやけど。
ぼくのアレンジ・ブーケにはそれが盛り込まれてます。
そう、こんなフルーツアレンジにも!
僕然としているように見えて、しっかりとした計算がある、そんなフローリストを目指しているフローリストです(笑)
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