GRIO日記2

花カフェ VERTDEGRIS 古川博之の日々のこと

職人と商人の狭間


いわずもがな、花屋は職人です。

自分で磨いた技術を駆使していいものを作る。

ゴールのない旅というか、初めて花を触った日から、もうそれは永遠の修行です。






でも、お代を頂く以上、商人でもあります。




ここに花屋の難しさがあると思う。


商人とは、まあいわばできるだけ安く仕入れたり、効率を上げ、もっとも高く売れるように努力する部分があると思う。(もちろん例外の商法もあります)


しかしながら、職人とは、自分がほんとに納得するまで、または誰かの満足を追求するために、努力や投資を厭わないことにあると思う。(こちらも例外はある)


当たり前のようだけど、この二つの相反する要素の両立は簡単じゃない。



頑張って成し得る「技術」は、その技術料をいただくためではなく、花のその素敵さを演出するためであるから。






花屋みんなが、このどこかで、何かと葛藤しながら戦っているんだろう。

そして、絶妙なバランスの中で生き残っている。







一花屋の僕が生意気なんだけどさ、この張り詰めるようなロープの上を歩いているほど闘志がわくもんではある(笑)



道なき道を進むのが好きみたい。(なんて今更)



ただ、もっともっと技術が評価につながる努力は怠らないけどね〜






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