GRIO日記2

花カフェ VERTDEGRIS 古川博之の日々のこと

効率とクオリティ

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日頃、新しいことへの挑戦欲があって、少しで前に進んだ進んだことを望んでいる反面、

僕もそれなりにそれなりの歳で、それなりに旧型なとこもあるのか、どこか精神論に通ずることへの思いみたいなのが同時に並行してあります。

 

 

花屋とか、モノづくりの仕事って、それと同じように、相反するものが睨み合ってると思います。

 

 

 

効率とクオリティ。

 

 

 

 

もちろんその2つが重なった部分にほんとに良い仕事と呼べるものがあるんだろうけれど、このバランスはすごく難しいと思う事は多い。

 

 

特に花は、すごくクオリティの高いものだとしても、まったく同じものを量産するということが非常に難しく、また、量産できないからこそ生まれる美みたいなものがそこにあるからだと思う。

 

 

 

 

 

まあそういう背景の中感じることがあって、それは「何かにギリギリの時でこそ良い仕事ができる」ということ。

 

これはもしかすると人間の本能的なものかもしれないけれど、余力があるからできることも確かにあるんだろうけど、崖に追い込まれないと人間は本気になれない、的なことでもあると思う。

 

「夏休みの宿題」的なことじゃないです(笑)いやそれも一理あるかもだけど。

 

追い込まれ追い込まれ研ぎ澄まされたときに、もっとも集中力が高まりいい仕事になったりすることがあるということです。

(ファールを4つもらった魚住の感じです)

 

 

始めからそれを計画的にやりゃいいことなんだけど、人間の感情や脳はそうはできてないんかも。(あくまで僕の私見です)

 

 

 

普段仕事していて、その大きな波小さな波を、当然お客さんに見せないようにしているんだけど(当然)、その中ですごく時間刻みの中でアップアップしてるときにこそ妙に感性が冴えてくる時あります。

 

 

実際はめちゃくちゃ眠かったりするんだけど、そういうのって効率とか超越したとこがあるから人って不思議ですね(笑)

 

まあそんなこんなで、今年の夏はなんだかわかんないけどちょー追われた感じでしたとさ(笑)

 

研ぎ澄ませ感性!!