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以前、和の花を生けている先輩に教えてもらったことがある。

まだ、花も触り立ての頃、束ねたり、差したりするに必死。
テーブルが散らかってようと、不恰好な姿勢でも気づかない。
良く言えばがむしゃら。

でもそれでは良くない事に、先輩の言葉で気づく。
まあ、一言で言えば、美しくないことからいい物は生まれないってこと。
取りようによっては差別的な言い方にも聞こえるけど、もちろんそんなことはなく、気持ちの持ち方のことやねんな。

きっと日本にある書道や茶道もそういうことやと思う、というのはボクの勝手な解釈。
姿勢が良く指先の動きまできれいであろうと努力した結果に、みている人も安心出来るような仕事ができるんじゃないかと思う。

まあ、なんでこんな話になったかというと、もうお正月のご注文を何件か頂いて、当然といえば当然なんやけど、まだクリスマスも来てないのに変なかんじやなあと。
何日か前にお正月のサンプルを作って、なんか差してても気持ちがお正月になりきれない。
同じくまだ今日も22日やのに、僕だけやなくもうお正月気分になってるんやなあと思って、そんなことを思い出した仕舞で・・・

さてさてもうカウントダウンやな！
気合いれてがんばるZO！！

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