初夏の花・アマランサス
花はほんとにたくさんの種類があって、僕がお店で扱うものも市場に流通しているものの一部に過ぎず、また、市場に流れてくるものも、世界にある花のほんの一部に過ぎないです。
よく見かけるバラやカーネーションなどのようなわかりすい「花」という形のものあれば、見慣れない独特の形の花もあります。
そんな独特な容姿をもつ花たちは、それだけで心に訴えかけてくるものがあるとともに、その容姿がゆえに扱いが難しいものもしばしば。
それは、おそらく身近に自生していることが少ないこともあり、本来の咲いている姿が想像できないことに起因していると思います。
お花を組んだりアレンジしたりするときには、よほどのモダンなデザインでない限り、もともとがどんな姿でどんな向きで咲いているかをイメージしながら、さもそこに咲いているかのような角度や高さで扱うかが大事だと思うので、これはもう知識や見識、経験がものをいうんだろうなと思います。
そんな中、初夏まっさかりの僕の大好きなお花の一つアマランサスの季節です!
僕の知る限り、その使いにくさ故に絶人気とまではいかない子なんだけど、そのしだれる姿は、とても趣深い子です。
そして、これまた見ようによってはグロテスク(汗)なケイトウの仲間でもあります。
また、実は穀物も一種で、この種子は雑穀なんかにはいっていたりして、白ご飯なんかに混ぜて炊いたりすることもあるという、一石二鳥な子なんですよねー(生花からつまんで食べたことはないですが)
苦手なお花も、うまく使えるようになるとぐっと親近感が沸いて、好きな子ランキングに入ったりすることも多々あるので、結構押しなんですけどね(笑)
なので、わりと僕のレッスンとかでも、敢えていれちゃったりします。
そして、すごく高確率で、「どうやって使ったらいいですか?」と聞かれます(笑)
いろんな花材を使えて、引き出しが増えたほうがもっともっとお花の楽しみが増えるので、こういったやや難度の高いものを伝えていけたらいいかな〜なんて思う次第です!
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